元禄元(1688)年創業の、神茂の看板商品はなんといっても「手取り半ぺん」。
江戸幕府中期、江戸幕府は長崎俵物と言って、「ふかのひれ」「干しあわび」「干しなまこ」を中国に輸出していました。
当時から、「ふかのひれ」は中国で珍重されていたのですね。
そして、ふかからひれを取ったあとの魚体が、多く市場に出回ったところから、蒲鉾屋が作りだしたのが半ぺんです。
当時は鮫の肉を包丁のみねで叩いて裏ごしし、臼に塩と山芋、それに粉(しんこ)という米の粉を混ぜて作っていました。

当時は、と申し上げましたが、弊店の製法はそのころとあまり変わっておりません。
鮫(星鮫・青鮫・よしきり鮫)の身は空気を抱きやすく、そのすり身を山芋と卵白でつなぎ、四角い木枠に材料を合わせたものを、半ぺんとして仕上げていきます。

ここで四角すいの型に作っていくのが、職人の腕の見せ所。この過程は「型取り」と呼ばれ、型の上にすり身をのせ、四角すいの形に削ぎ落としていきます。そうして、神茂の半ぺんが出来上がっていくのです。
つなぎを工夫し、当時より口触りの良い、ふわふわとした半ぺんに仕上がっております。


手取り半ぺん詰合せ(6個入り) 2,457円

手取り半ぺん詰合せ(6個入り) 2,457円

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召し上がり方としては、生でわさび醤油につけていただければ、柔らかくふわふわな触感をお楽しみいただけます。
また直火で少しあぶっていただきますと、香ばしさが増しますので、こちらもおすすめの召し上がり方です。焼いた場合には、生姜醤油の方が合うようです。

ちょっと邪道な頂き方かもしれませんが、私はこちらの半ぺんの横に少し包丁を入れ、とろけるチーズを差しこんで、オーブンで程良く色が付いたものをお酒の肴として頂くのが大好きです。
生で食べても調理しても、それぞれ楽しんで頂けるお品物です。

半ぺんは柔らかいですから、ご年配の方へも安心してご贈答用にお使いいただけるセットです。どうぞご利用ください。