◆季節のかわりそば

kawarisoba.jpg

更科堀井さんの蕎麦の中でも一際目を引くものが季節のかわりそば。

ちなみに他の食材を蕎麦粉に打ち込むことで色をつける蕎麦、つまり「色もの」は江戸時代からあったのだとか。昭和の始めに総本家更科堀井からのれん分けしたお店が集まり、「義士そば」という5色のお蕎麦を作ったのが始まりだそうです。

季節の旬の物を打ちこんだ蕎麦はとても色鮮やかで、なんとその種類約21種類!

茶そば、柚子切、しそ切や、トマトつなぎ、桜海老切、なんて物まで!目にも楽しいものばかりですよね。
これぞ江戸っ子の遊び心!
まっ白な更科蕎麦だからこそ、それぞれの食材の色が鮮やかに発色するのだそうです。

もちろんどれも季節限定品。

季節の変わり目に季節のお蕎麦を食べて風情を感じる、なんて素敵ですよね。

◆粋とは?

粋から蕎麦はイメージしやすいもの。

更科堀井さんにとっての粋とは一体なんなのか。

それは「足るを知ること」なんだそうです。

「我を押し出さず、ある時は主役、ある時は脇役に徹し、今自分のやるべきことが分かっている人を言うのではないでしょうか。今の自分に満足する、幸せだと思うことが大切だと思います」

身に染みるお言葉でした。

◆受け継がれる味覚

堀井家には家訓が無いそうです。
それは何故か?
受け継がれるものが、言葉では伝わらないもの、味覚だからです。

同じ材料を使って、同じ作り方をしても味は変化していくと堀井さんは言います。

信じるべきはマニュアル化された製法ではなく、幼い頃食べた父の蕎麦の味。そうして更科堀井さんの味は次の代へと引き継がれてゆくのですね。

「多店舗展開などをするのではなく、本店の味を大切にしていきたいです。味は一代ですから。自分のおいしいと思うものを作っていきたいですね」

そう話す堀井さん。
まさに伝統は人そのものだということを、教えられたような気がしました。

歴代の当主が守り続けてきた味を、ぜひ本店で味わってみてください。

↓↓『更科堀井』老舗通販.net 公式通販サイトはコチラ↓↓
更科堀井 公式通販


◆プロフィール

氏名 堀井良教さん

生年月日 1961年5月8日

経歴 慶応大学文学部哲学科卒

座右の銘 なし

尊敬する人 父

オススメの書籍 逝き世の面影

オススメの手土産は 豆源

行きつけのお店 鳥安

・会社概要
会社名:株式会社 更科堀井
http://www.sarashina-horii.com/
所在地:〒106-0046
東京都港区元麻布3-1-44
TEL:03-3403-3401
FAX:03-3403-5480

監修 宮本芳彦
文責 林正勝