十代のころは勉強などさぼって遊んでいたのに、大人になると勉強するのが楽しくなってきたのは不思議なものです。私は週に一度、英語教室に通っているのですが、そこでは学生気分のひと時を過ごしています。今日はその学生気分のお伴として使っているアイテム、ずたぶくろについてご紹介したいと思います。

なんでも放り込んで気軽にもちあるけるずたぶくろですが、漢字で書くと「頭陀袋」。読みも本来は「ずだぶくろ」と濁ります。なんだかものものしい雰囲気の不思議な言葉ですよね。実は、「頭陀」はもともとサンスクリット語で「捨てる」「落とす」という意味の「ドゥータ」という言葉からきています。

仏教には、お坊さんが頭陀行(ずだぎょう)という、衣食住に関する欲を払い落す修行があります。この修行では、一日一食、木の下で寝る、などのきまりがあり、その修行のときに修行僧がお経などを入れて持ち歩くための袋が頭陀袋だったのです。

時は流れ、現在では、ゆったりとした和風のショルダーバッグのようなもの全般を指すことが多くなりました。ぽんぽん物を入れて持ち運ぶことを想定してつくられているので、開口部が大きく、また丈夫な生地で作られることが多いのが特徴です。

さて、私は修行をしているわけではありませんが、英語のテキストを入れて持ち歩くのに、ちょうどいい鞄を探していました。あまり子供っぽいのは嫌だけど、A4のテキストがすっぽり入るのがいいな、と。こうして振り返ると、我ながら欲にまみれているような気がしてきましたが、英語学習には真面目に取り組んでいるので、軽くて丈夫で素敵な鞄と長く付き合っていきたいと考えていました。そして最後にたどりついたのが、宮本卯之助の「団扇太鼓用頭陀袋」でした。

 

団扇太鼓用頭陀袋 宮本タグ付き 10,800円

団扇太鼓用頭陀袋 宮本タグ付き 10,800円

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これは、もともとは団扇太鼓という、胴部分のない太鼓を入れるのにちょうどいい大きさで作られた頭陀袋なのですが、これがタテ30cm×ヨコ30cm×マチ6cmとA4ファイルも入ってちょうどいい。色も紺色でシック、デザインもシンプルで一目で気に入りました。毎週決まった時間にこれを肩にかけると、私のスイッチが入ります。とても頼もしい相棒になりました。