今年の初めに、上野で開催されているモネ展に行って参りました。ドガとゴヤを間違え、「あれー思っていたのと代表作品が違うなぁ...」と思って帰って調べてから気付いた、なんて非常に間抜けなことをやらかしたこともある私ですが(なんだか、西洋絵画の巨匠って2文字の名前が多い気がします...)、さすがにモネは印象派よね!蓮の絵よね!というくらいの基礎知識は持っていました。基礎知識すぎて申し訳ありません。笑

そうして見ていて、ああやっぱり綺麗だな、素敵だな、と思わせられる絵がたくさんあったのですが、人物紹介として「モネは日本画の浮世絵を買って研究して集めていた」「モネはかなりの日本びいきだった」というような一文があり、ほほぅと思いました。そして、実際にそのことを表す絵を見て、びっくり。下記のリンク先にその絵《ラ・ジャポネーズ》がございますので、どうぞご覧ください。

Wikipedia モネの絵

画像では、モネの奥さんが艶やかな着物を羽織り、芸者風の扇を持ってしなを作り、そして壁にはたくさんのうちわが飾られています。うちわはどれもはっきりとは柄が見えませんが、日本から輸入されたものだろうということが推測されます。
そんな絵を見ていますと、ふと、当サイトで取り扱いがございます、


浮世絵江戸団扇(縦37cm 横30cm)/TEU-2:刀根川/広重 4,320 円

浮世絵江戸団扇(縦37cm 横30cm)/TEU-2:刀根川/広重 4,320 円

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このお品物を思い出しました。
こちらのうちわは、歌川派の流れを汲んだ名匠・広重、国芳筆により、版元伊場仙が多色摺り団扇絵(うちわえ)として制作したもので、この唯一現存する版木画をもとに、伊場仙が印刷、制作したお品物です。

歌川国芳が1797出生~1861没、広重が1797出生~1858没で、クロード・モネ《ラ・ジャポネーズ》は1876年に描かれたもの。そして、伊場仙自体は天正18(1590年)年から現在に至るまで営業しているわけですから、モネが収集していたうちわのひとつにこの柄と同じうちわがあってもおかしくはない、とそんな可能性を思ってなんだか嬉しいような気持ちになりました。

うちわといっても、実際に使う季節以外でも、《ラ・ジャポネーズ》の絵のように、壁に飾ってもいいのだなぁと思わされました。又、それだけの芸術的な価値があるお品物でもございます。贈り物などにもピッタリのお品物です。